プリザーブドフラワーの特徴

プリザーブドフラワーとは

プリザーブドフラワーとは
プリザーブドフラワー

プリザーブドフラワーとは、美しい姿で長期間保存できるように特殊な溶液を用いて加工されたお花のことです。

切り花を咲いた状態で特殊な溶液で脱水・脱色し、その後染料で着色し乾燥させます。ドライフラワーとは違い、花びらの鮮やかさは生花と比べても遜色なく手触りも柔らかくて瑞々しいままです。

まるで生花のような手触りを楽しむことが出来ます。

日本では「保存する」という意味のプリザーブドフラワーという言葉が一般的になりました。よくプリザーブフラワーやプリザードフラワーという言い方をする方がいらっしゃいますが正しくはプリザーブドフラワーです。

プリザーブドフラワー 人気の理由

1. メンテナンスが簡単

水やりの必要がないので忙しい現代人でも気軽にお花を楽しむことが出来ます。

2. 安心

雑菌が繁殖する心配がなくアレルギーの心配もないので、医療施設や乳幼児施設、福祉施設などにもお花を贈ることができる。

3. 安全

食用の着色材を使用するメーカーのプリザーブドフラワーもあります。
手触りや見た目だけでなく品質自体を自然のお花に近づける努力がされています。

4. 美しさ

生花と遜色のない見た目と手触りを実現しているのがプリザーブドフラワーです。また、人工的に着色をすることにより自然界にはない斬新なカラーのお花もありプリザーブドフラワーならではの美しさを楽しめます。

5. 加工のしやすさ

生花のように水揚げをしたり、ブルーミングをまったりする必要がなく、ハンドメイド作品を作るときに非常に扱いやすいプリザーブドフラワー。ハンドメイド人口が増えたことも人気に影響しています。

プリザーブドフラワーを楽しめる期間

プリザーブドフラワーを楽しめる期間

枯れない花という意味では10年以上枯れることはありません。しかし、気温や湿度、保存状態によっては時間の経過と共に色褪せや花びらのひび割れ等が起こってきます。

プリザーブドフラワーを購入した時の美しさを楽しむ期間は3〜4年と考えた方がよいかもしれません。

プリザーブドフラワーの保存方法

美しい姿をできるだけ長く保つために下記のことにご注意下さい!

水分は大敵です!

プリザーブドフラワーは水に弱いお花です。色落ちや劣化の原因になりますので、水やりは絶対にしないで下さい。霧吹き等も厳禁です!

直射日光があたる場所へは置かないで下さい!

プリザーブドフラワーは直射日光による紫外線に弱いお花です。
色褪せの原因になりますので、室内でお楽しみに下さい。

乾燥する場所へは置かないで下さい!

エアコンの風などが直接あたる場所へおくと花びらのひび割れの原因になります。
温度18〜25度、湿度30〜50%くらいが最も適しています。

布などに長時間接したままにしていると色が移ることがあります!

布や木製のものに長期間触れたままにしているとプリザーブドフラワーの色が移ってしまう場合があります。
特に色の濃いプリザーブドフラワーを使用している作品の場合はご注意下さい。

ケースなどに入れての保存がオススメです!

ケースなどに入れて保存することで上記の危機を避けることができます。
ホコリなどが直接プリザーブドフラワーにつくことがありませんのでケースやフィルムなどに入れて飾るのがおすすめです。

水やり禁止・直射日光禁止・乾燥禁止